神慈秀明会に
お困りの方へ

追加
事例

公開日2023/12/23
更新日2024/09/01

困り事別の対応策


 ネット投稿、私の体験・知見等を元にした神慈秀明会に困った時の対応策を紹介します。お役にたてれば幸いです。

  勧誘がしつこい


 しつこい勧誘をされている方は、まず証拠を残しましょう。会話の録音(できるだけ相手の氏名を呼ぶようにします)、LINE・メール、「誰に・いつ・どこで・何を言われた」かのメモ・日記等(当日中にボールペンでノートに書く)を残します。
 しつこい勧誘によって精神的苦痛を受けたこと、生活に支障をきたしたことなどの具体的な記録もつけます。
 不法行為(民法709条)「平穏な生活を送る利益を少なくとも過失により害している」が成立する可能性があります。
 証拠を残せたら、とりあえず相手の勧誘を断ります。そして「また勧誘をするなら迷惑だ。しかるべき対処をする。訴える。」と毅然と伝えます。それでもまた勧誘されたら霊感商法等対応ダイヤル(法テラス)に連絡して、案内された公的機関に相談しましょう。証拠があれば弁護士が対応してくれる場合があります。

 断れない人や毅然とした態度をとれない人も、可能な限り証拠を残しとにかく霊感商法等対応ダイヤル(法テラス)に連絡して、案内された公的機関に相談しましょう。
 それでも解決できなければ、勧誘をされる度に神慈秀明会本部に苦情を入れることをお勧めします。本部の対応に誠意がなければそのことを霊感商法等対応ダイヤル(法テラス)を通して案内された公的機関に通報しましょう。

 この対応策がお役に立てれば幸いです。
 信者のしつこい勧誘を辞めさせられない神慈秀明会は、「真の信仰とは言語行動が常識に外れない事」と説いた教祖の正統な道を歩んでいるとは言えない でしょう。もしくは、そもそも教祖自体がいうほどの”魂を善化する力”が「浄霊」にはなかったということでしょう。

  お金を無心される


 神慈秀明会に入信している(かもしれない)家族や親族から、「お金がない」「お金を貸して」と無心されて困っている方は、心を鬼にして一切のお金を渡さないようにしてください。
 お金を巻き上げられる信者としてカモにされている可能性があります。
 神慈秀明会の役付き信者から、カモとして使えない信者と思われるようにしてください。

 本人がお金を出せなくなると、家族から”ウソをついてでも”お金をださせ、そのお金を神様ごとに使うことは、先祖が喜びその家族のためにもなると指導する宗教団体です。

 信仰についてとやかく言うことは危険です。
 ヒステリーを起こすか、お金の使い道について黙秘するだけでしょう。
 私の所属では、家族に信仰について愚痴をこぼすと、「不平不満を言わない。不平の心は悪魔に通ずる。不幸になる。」と洗脳して口止めをしていました。

 ただ、相手の信仰や金銭に関わる行動や言動をノートにボールペンで記録しておくようにしましょう。
 家族に内緒で金融機関や知人にお金を借りる可能性があります。
 発覚した時には、霊感商法等対応ダイヤル(法テラス)に連絡して、案内された公的機関に相談してください。

  信仰を押しつけられる


 近親者や世話になっている信者に、信仰を押しつけられて困っているけれども関係を壊すこともできなくてつらい思いをされている方は、なめられています。
 信者からの親切は呪縛にもなります。
 信仰を押しつけてくる信者の親切は下心つきです。
 不快な思いをしていることを伝えないでいると、そういう信者はどんどん要求をエスカレートしていきます。
 良心があれば簡単にエスカレートすることはないのですが、役付き信者に課せられた目標(ノルマ)達成の圧力がそのタガを外していきます。

 人格が変わっていくほどの圧力をかけるのが神慈秀明会の”数を求めるシステム”です。
 未信者浄霊数、お導き数(新入信者数)・秀勉達成率・行事参拝人数・献金額等の目標(ノルマ)達成を役付き信者に求める団体です。
 断れない人、真面目な人は役付き信者になめられ、”数を求める”ためのターゲットにされていきます。
 人の健康と幸せなど祈ってはいません。自分のメンツのために目標達成を祈っているだけです。

 目標(ノルマ)達成のためにやましいことをしていると自覚している悪質な信者は口止めをしてきます。
 まわりの信者はあなたが追いつめられていても見て見ぬ振りをします。それどころか、悪質な信者の肩を持つ人もいます。
 それで絶望して心を病んだり、命を絶つことはありません。
 悪質な信者を愛する神様からは見放された方がいいのです。
 かえって呪縛から解放されます。

 信仰を押しつけてくる相手には怒りをもちましょう。
 霊感商法等対応ダイヤル(法テラス)に連絡して案内された公的機関に、神慈秀明会の信者に困っていることを相談しましょう。
 公的機関に相談したことを相手に伝えることで状況が変わる一歩となります。
 関係が壊れることを気にしていたら、人生を壊されます。

 信者があなたを困らせるような行為をしていることを黙認・放置する神慈秀明会が悪いのです。
 あなたは悪くありません。
 また、あなたの納得がいかない「お詫びの約束」をさせること、そんな「お詫びの約束」を実行しないと不安にさせることも内心の自由を侵害する行為です。人権侵害です。
 「おひかり」よりも、あなたの、命・心・お金・時間・大切な人を守ってください。

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  退会とおひかりの処分


 退会は神慈秀明会に「おひかり」を返すことで退会扱いとなります。

 神慈秀明会には帰幽届けはありますが退会届けはありません。退会処理という事務的なことは行っていません。
 法的に退会したことを証明するには、本部に退会届を内容証明郵便で送ることで成立します。詳しくは霊感商法等対応ダイヤル(法テラス)までお問い合わせください。

 退会に神慈秀明会の許可は必要ありません。
 退会するために条件を出されたり、不安になるようなことを言われたら霊感商法等対応ダイヤル(法テラス)に連絡して、案内された公的機関に通報してください。

 フェードアウトした場合や、受け取り拒否された「おひかり」はゴミとして処分してもかまいません。気が引けるなら燃やしてしまえばいいです。自分が納得がいく方法で処分すればいいです。破り捨てたことで心の整理がついたという体験談もあります。
 「おひかり」をそんな風に処分させた、お世話する側の信者に問題があります。

 =「おひかり」等を処分した人の体験談=

 (神慈秀明会批判サイト「家族を新興宗教から守ろう」の神慈秀明会体験談より)

 おひかり捨てました(体験談8)
 >毎月お金を献金しろってせがまれるのがうっとおしいし、おひかりに毛が入ったからお詫びしろってうるさいから、おひかりと聖教書、ゴミ箱に入れて捨ててしまいました。

 お光の処分(体験談2)
 おひかりは神社で処分(体験談9)
 「おひかり」を破り捨て(体験談34)
 私もお光を捨てました(体験談35)
 聖教書は捨てました(体験談36)
 秀明から脱会しました(体験談70秀明信者を止めました)
 >御神体と御屏風観音様を処分したことで、うっとうしい居候さんたちが全て出て行ってくれたので気分はすっきりしました。

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  親が信者


 親が信者の場合、信仰虐待である信仰強要、身体的虐待・心理的虐待・心理的脅迫・医療ネグレクトを行っている可能性があります。
 霊感商法等対応ダイヤル(法テラス)に連絡して、案内された公的機関に相談してみましょう。可能な限り親の言動の証拠を残しましょう。

 現在、旧統一教会・エホバの証人の信仰2世の当事者や支援団体が、救済・支援のための法整備・支援体制を求めています。
 神慈秀明会の信仰2世問題も深刻です。
 最近は信仰3世という方も増えてきました。
 相談が増えることで秀明会事例も対象になり、今後同様に苦しむ神慈秀明会の信仰2・3世がいなくなることを願っています。

 神慈秀明会の困った親の特徴として「話しが通じない」「ヒステリー」というネット投稿が多いです。
 神慈秀明会の信仰2世問題は毒親問題とも共通しています。
 毒親への対応策が、神慈秀明会の困った親の対応策として有効です。
 ヒステリーになる親は、自分と他者との区分けができない人でしょう。自分と違う考えは自分を否定されたことと同じように感じてしまいます。特に子どもを自分と同一視してしまうか、所有物と思っているので、期待を裏切られたとしか思えないのでしょう。話し合いは不可能です。自立して逃げることが最善です。逃げることに罪悪感を持つことはありません。

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  結婚する相手が信者


 相手に今は入信を勧められていないが今後勧誘されないか不安を感じ、生まれた子どもにも勧めてほしくない方は、後のトラブルに備えて念書をとる方法があります。
 基本的に、念書によって法的拘束力はありませんが、契約を交わしたという証拠にはなるので、万が一離婚裁判で争うことになった際は重要な文書として取り扱われます。
 状況は変わっていきます。信仰に関わる言動については証拠を残していくのが賢明 です。

 私個人の考えですが、熱心な秀明信者と無信仰な人との結婚生活は、困難です。
 熱心な秀明信者は、家庭よりも信仰を中心に生活します。信仰を優先することが家族を大事にすることだと洗脳されています。家族に迷惑をかけても、家族を苦しめても気にしません。
 信者も色々です。熱心でもなくただ信者とのつきあいで入信している方も多いので、信仰について話しあえるかどうかが大切だと思います。

 信頼関係あっての結婚です。最初が肝心です。

 神慈秀明会は、今まで多くの信者の家庭と人生を壊してきました。その反省と謝罪は一切していません。
 過ちを認めないことは組織がいつまでたっても改善されない ことを意味しています。
 どんなに好きな相手であっても、結婚する相手がそういう信用できない組織に所属しているということを認識してください。
 あなた自身の価値観をまず大事にすることが、幸せになるための大前提です。


 相手の信仰のやばさ加減を認識するためのチェックシートをつくりました。

 相手の方自身が自分の信仰のやばさを自覚していない場合もあります。お互いの認識の違いを確認しあうことも、結婚前に重要なことだと思います。
 信仰に関係なく価値観の違いがあるのは当たり前のことです。
 ただ神慈秀明会の信仰はかなり、生活・人生の価値観に影響を与えています。
 神慈秀明会の主な教義は「薬を身体に入れてはいけない」「神様中心の生活をする」です。
 結婚相手の信仰のやばさをどこまで具体的に認識し許容できるかのチェックシートでもあります。
 信仰を辞めさせるために使うことは、お勧めできません。信仰は理屈ではないので、本人自身がやばさに気づき辞めたいと思わない限り、辞めさせることはかなり厳しいです。
 自分が許容できないやばさ加減なら、結婚は辞めた方がいいと思います。
 それでも結婚をしたいなら、自分が許容できないことを相手が承知することができるかどうかです。

 結婚ともなると当人同士だけの問題ではなく、相手の親との付き合い、子どもの養育の方針などの問題がでてきます。そのことを意識してチェックシートを活用して信仰について話し合ってもらえれば幸いです。


 嫁いだ先が秀明会信者親子だった方の詳細な体験談があります。結婚を決める際の参考にして頂ければと思います。
 秀明信者の家庭(神慈秀明会批判サイト「家族を新興宗教から守ろう」の神慈秀明会体験談62(2006年2月投稿)より)

 >神慈秀明会信者を親族に持った者がどのような状態にあるのかを皆さんに知って頂き、このような人間を生み出すに至った神慈秀明会の信仰とは一体何なのか、この宗教を信ずることにより真に救われるものがあるのかを、お考え頂きたいと思います。

 >義母は息子の秀○がまだ小さいときから『早く天津祝詞を覚えさせなさい』とか、『浄霊をキチンと受けられない子ではダメだから』などと言って、小さい子に厳しく指導を始めました。まだ小さくて訳のわからない息子は厳しい義母の指導で泣きだしてしまうことも度々でしたが、正男は義母のそうした我が子への厳しい指導を見て見ぬ振りをしていました。

 >息子は目に涙を溜めていました。  さらに義母は、『ごめんなさいも、ありがとうも言えないのか! あんたも強情な子だねぇまったく!!』と3歳の息子に言ったのです。  普段息子は挨拶もお礼もキチン出来る子供です。3才の子ですらこの異常な義母にだけはそうした挨拶の言葉を発することを拒否しているように思えました。  私はお腹の中が煮えくり返る思いでしたが、義母に言い返すと正男が私を責めるのは分かっていたので、どうすることもできず、ただ呆然と立ち尽くしていました。

 >秀明会の事が絡むとこのように豹変する義母を見て本当に恐ろしく思いました。こうした様子を見ていた正男も、こと秀明会の事というと我が子を助けるワケでもなく義母の言いなりです。

 >もうお詫びはしない

 >私は心の中で、『信仰をしていても、あの親子のような人間性では意味がない。 義母の性格も正男の暴力も、普通ではない。信仰をしていても私は全然幸せじゃない。あの二人は秀明会にすがりついているだけで心が病んでいる。私はもう我慢出来ない。こんな異常な家から絶対に逃げてやる』と堅く決心し、本来なら『お詫び』であろう事をそのままにしました。

 >秀明会には、『お徳積み』というものがあります。お徳積みには、献金をすること、未信者を入信させること、未信者に浄霊をすることなどがあります。この親子も死んでから地獄へ落ちないようにせっせと献金や浄霊に励んでおり、彼らの献金額は毎年100万円くらい になっています。でも、献金や浄霊をしていれば日常的に平気で人を殴ったり蹴ったりしても神様は救ってくれると思っているのでしょうか?

 >本当の『お徳積み』とは、日常的に人間的な優しさを持って人に接し、中でも弱い者には一層のいたわりの心で接することだと思います。平気で女性を殴ったり、小さな子供に理不尽ないじめを行うような者が、献金や浄霊さえしていれば神様はその罪を許すのだとしたら、神様とはなんと現金な存在なのでしょう。

 >”地獄の沙汰も金次第”と思い込んでいるようなこの親子を見ていると、こうした歪んだ人間を育て、増長してきた秀明会信仰がいかに異常な存在であったかが今改めて実感できます。 考えようによってはこの人達も、秀明会信仰という狂った宗教に囚われた可哀想な人達なのかもしれません。

 >離婚後の生活は今より金銭的に苦しいものとなるかもしれません。でも正男からの暴力や無意味な浄霊、参拝、献金、常識をはるかに越えた異常な物事の考え方、捉え方から離れられたらどんなに幸せなことでしょう。私の両親、姉や妹、子供達も安心して普通に生活出来ると思いますし、カルトのせいでこれ以上身内に心配をかけたくはありません。

 >こちらのサイトの「体験談」に寄せられたたくさんの文章を読んだとき、私と同様たくさんの方が秀明会のためにつらい思いをしてきたことを改めて知り、このように人々を不幸にする神慈秀明会という宗教団体は忌まわしいだけの存在であり、このような団体は消滅させるべき だと思いました。

 >子供達は『薬は毒だ』と言う秀明会の教えのもと、予防接種を何一つ受けておりません。 義母と正男に反対され説得され仕方なくの事ですが、麻疹や風疹にかかって普通以上に苦しむのは、義母でも正男でもなく、子供達です。  秀明会は予防接種を受けさせない様に、世話人などが説得してきます。確かに薬の成分はすべてが体に良いものとは言えませんが、予防接種を受けなかったばっかりに子供が死んでしまったら、一体誰が子供を返してくれるのか。 予防接種は、まれに副作用等で死亡してしまう場合もある様ですが、全て受けるべきではない!とは、どうしても思えません。

 >私のこの体験談が同じような苦しみを持たれている方の参考となり、そうした方を少しでも救うことに繋がれば幸いです。

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